アメリカのホワイトハウスの報道官は9日、イスラエル軍がイスラム組織ハマスの幹部を狙ってカタールの首都を空爆したことについて、トランプ大統領が遺憾を表明していると語りました。

レビット報道官:
大統領はカタールをアメリカの強力な同盟国と考えており、今回の攻撃を非常に残念に思っている。

ホワイトハウスのレビット報道官は、イスラエルによる攻撃について「カタール国内への一方的な攻撃は、イスラエルやアメリカの目標達成にはつながらない」と述べるとともに、「ハマスを排除することは、価値ある目標だ」とも語り、一定の理解を示しました。

またイスラエルの作戦はアメリカ軍が事前に把握し、トランプ大統領がカタール側に警告したことを明らかにしました。

攻撃の後、トランプ氏はイスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し「異議」を唱えるとともに、カタールのタミム首長に対しては「同様の事態が二度と起こらないこと」を保証したということです。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。