コロナ対策の雇用調整助成金をだまし取ったとして、岐阜の“社労士”が逮捕されました。
逮捕されたのは、中津川市の社会保険労務士・横井康宏容疑者(44)と、北方町の会社役員・岩本拓也容疑者(40)です。
警察によりますと、2人は2021年当時、岩本容疑者が経営していた愛知県一宮市の喫茶店で、新型コロナの影響で従業員5人を休ませたとするウソの申請をして、国の雇用調整助成金あわせて374万円余りをだまし取った疑いが持たれています。
社労士の横井容疑者がウソの申請を請け負っていたとみられ、警察は認否を明らかにしていませんが、だまし取った総額が1000万円ほどにのぼるとみて余罪を追及する方針です。