きょう9月9日は語呂合わせで「救急の日」。長野県松本市では園児たちが消防署を訪れ、119番のかけ方を学んだり救急車を見学したりして、いざという時の「救急」の大切さを学びました。
園児たちが乗っているのは、消防の「はしご車」。3mほどの高さを体験しました。
消火や救助の出動では、最大15mまで上がります。
園児:
「楽しかった!ちょっとだけ怖かった」
「全然怖くなかった」
9月9日は「救急の日」。松本市の聖十字幼稚園の年長園児が丸の内消防署を訪れ、「救急」について学びました。
消防署員:
「倒れたり、急にけがをした人を見た人は、助けを呼ぶという大事な役割があります」
いち早く救助を呼ぶための「119番通報」のかけ方も教わりました。
消防署員:
「番号は何番ですか?」
園児:
「119!」
消防署員:
「はいプルル~、火事ですか、救急ですか?」
園児:
「救急です」
練習した園児:
「119に電話かけて、いろいろ質問に答えられます」
けがや病気の人を運ぶ救急車の中も見学しました。
園児:
「こんなふうになってるんだって。もっとベッドが大きいかと思った」
「初めて入って緊張した」
松本広域消防局によりますと、管内の2024年1年間の救急出動の件数は、前の年より451件多い2万1528件でした。
今年は、猛暑の影響で熱中症や体調不良による搬送なども増え、更に上回るペースだということです。
丸の内消防署・横山功一署長:
「出動が危ういなというときも日々あります。救急車を適切にお使いいただきたい。もし普段と違う、具合の悪い時はちゅうちょなく119番を使っていただければ」