新鮮な魚介類に…いわき市のお土産などが並ぶのは福島県いわき市小名浜の観光物産施設「いわき・ら・ら・ミュウ」。12日からこの施設が「道の駅」として生まれ変わる。施設には新しく出店する店も…ひと足早く、リニューアルした道の駅「ら・ら・みゅう」の魅力を伝える。

■野菜や果物の販売を強化
9月12日、道の駅としてグランドオープンするのが、いわき市小名浜の「いわき・ら・ら・ミュウ」。グランドオープンに向けて行われた8日の内覧会。「いわきの物産銘品プラザ」の売り場面積が1.5倍に拡充。地元の野菜や果物の販売を大幅に強化され、その種類や量が約10倍に!。また、屋外トイレは、24時間利用できるようになり、授乳室や情報コーナーなども新設される。

■新店舗もオープン
新しくグランドオープンするのは、常磐もののアジフライが食べられる「あじフライの右京」。メニューも新しくなって登場する。いわき・ら・ら・ミュウの小針正人代表取締役専務は「今回、道の駅になることによってですね、更なる小名浜の魅力、ことより、いわきの魅力をですね、更に発信していける施設になるんではないかという風に期待してございます」と話す。

■小名浜道路の開通で利用客増加へ
道の駅は県内36ヵ所目。8月7日には、小名浜道路が開通したことで関東や仙台などから利用客の増加が期待される。仙台市から訪れた人は「ここの店なんか、前はこういうの(野菜)売ってなかったんだけど、さっき見たら変わったなと思って」と話す。

■売上アップへ期待
2024年度は、売上げ約18億円、年間約140万人が訪れた「いわき・ら・ら・ミュウ」今回の道の駅へのリニューアルで、売上げ25億円、全国一の道の駅を目指す。小針代表取締役専務は「東日本大震災とかですね、コロナ禍の影響によりまして、来館者や売上が一時低迷いたしましたが、それをですね、震災前のように来館者に多く残していただいて、また売上もしっかり確保していきたいと(思います)」と意気込んだ。

道の駅いわき・ら・ら・ミュウは、9月12日午前10時にグランドオープンする。

福島テレビ
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