福島県会津若松市で開催される「会津まつり」を前に、中高生が衣装をまといリハーサルを披露した。
会津藩初代藩主・保科正之の正室に扮した赤い着物の菊姫に、なぎなたを手にした幕末の女武者・中野竹子。様々な衣装に身を包んだのは、会津若松市内の中高生だ。会津まつりでは市内の中学校と高校の生徒が、毎年持ち回りで藩公行列に参加している。
9月8日は、会津若松市立第一中学校と県立葵高校の生徒が、本番同様に着付けをし、保護者に披露した。
中野竹子役の遠藤南雛(えんどうみじゅ)さんは「なぎなたとか、これとか着けてみて、凛々しくてかっこいいなと思いました」と話し、菊姫役の渡部千惺(わたなべちさと)さんは「かつらとか着物とか全部重いんですけど、これを自分の責任の重みだと思って精一杯頑張りたいです」と話していた。
会津まつりは9月19日に開幕し、3日間行われる。