海上自衛隊舞鶴地方総監部は「部下へのパワハラ」と「盗撮(同意を得ずにした写真撮影)」について隊員2人に対する停職の懲戒処分を発表しました。
停職1ヵ月(比較的重大な場合に相当)の懲戒処分を受けたのは舞鶴教育隊に所属する50歳代の1等海曹です。
1等海曹は
・2019年9月に業務に遅刻した部下に対して持っていたファイルで頭部を叩いた、
・2020年4月に業務交代の際に不備のあった部下の態度に腹を立てて胸倉をつかみ、顔を一発殴った、
―とされます。いずれもケガはなかったということです。
これらの行為を目撃した隊員が上司に報告して調査が入り、1等海曹は事実を認めて処分が下りました。
また、停職3ヵ月(きわめて重大な場合に相当)の懲戒処分を受けたのは舞鶴地方総監部に所属する50歳代の2等海佐です。
2等海佐は2023年9月、京都府舞鶴市内のコンビニエンスストアでレジ待ちの列に並んでいる際、同意を得ずに3メートル離れていた被害者の尻などを携帯電話で写真に撮ったとされます。
その場で被害者の知人に盗撮を指摘され、警察に通報されたということです。
海上自衛隊によりますとこれらの隊員2人はきょう=8日付けで隊に在籍していて、処分を受けたということです。