台風15号の影響で静岡県牧之原市で発生した突風について気象台は「竜巻と認められる」と発表しました。突風は掛川市や吉田町でも発生していて、引き続き調査を続けています。

台風15号の影響で静岡県内では5日に突風による被害が起き、静岡地方気象台は6日から7日にかけて職員を派遣し現地調査をしていました。

7日に中間報告として、5日午後0時50分頃に牧之原市の静波から細江にかけて発生した突風は「竜巻と認められる」と発表しました。

被害や痕跡が帯状に分布していたこと、移動する渦を撮影した画像や確度の高い目撃証言が得られ、建物壁面の高い部分に泥の付着があったことなどを根拠に挙げています。

牧之原市によりますと、これまでに24人が負傷し、1000棟以上の住宅で被害が確認されているということです。

気象庁は引き続き竜巻の強さやその他の市町で起きた突風について調査を進めています。

テレビ静岡
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