岩手県盛岡市の友好都市・台湾の花蓮市を舞台にした影絵の芝居が、9月7日に盛岡市で上演されました。
影絵芝居「鯨生」の盛岡公演は今回初めてで、東京都の舞台芸術団体「亜細亜の骨」が全国8カ所で行うツアーの一つです。
「鯨生」は、市の友好都市である台湾の花蓮市で戦前に生まれた日本人女性の一生が、おとぎ話風に描かれています。
この作品では、戦争がもたらす悲しみや環境問題など、様々なテーマが表現されています。
亜細亜の骨 翻訳再演演出 山崎理恵子さん
「(作品が)終わった後に、『ああだった』『こうだった』という会話が生まれる作品を作りたいと思って、作った作品。今回、こんなにたくさんのお客様に出会えて、本当に幸せ」と話していました。
訪れた観客は、色鮮やかな影絵の世界観に魅了されていました。
(岩手めんこいテレビ)