大阪・ミナミの土地をめぐるいわゆる「地面師詐欺」事件で、土地と建物の所有者になりすましたとみられる粂陵平被告が初公判で起訴内容を認めました。

住居不定・無職の粂陵平被告(25)は去年、指示役の福田裕被告らと共謀して大阪・ミナミにある3カ所の土地と建物の所有者になりすまし不動産会社からおよそ14億5000万円をだまし取った罪に問われています。

5日の初公判で粂被告は起訴内容について「間違いありません」と答え、罪を認めました。

検察側は冒頭陳述で「被告人は地面師詐欺をすると分かっていた」と指摘し、その上でおよそ580万円の取り分を得たと述べました。

4日、指示役を担ったとみられる福田裕被告(53)も罪を認めています。

関西テレビ
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