2年ぶりのセ・リーグ優勝へ快進撃を続ける阪神タイガース。4日時点でマジックナンバー4が点灯する中、その勝利を願う特別な梨の販売が、2025年も4日に始まりました。

阪神タイガースのロゴに「優勝まちがいなし」の文字ケースは聖地・甲子園球場を再現。阪神タイガースの優勝を願って作られた特別な梨のセットです。

販売しているのは、安来市の梨農家・板持浩二さん、40年来のタイガースファンです。
阪神は4日の中日ドラゴンズ戦に勝ち、マジックは「4」に。2年ぶりのセ・リーグ優勝…胴上げがもう目の前です。

梨農家・板持浩二さん:
きのうの段階で約50ケースご注文いただいています。これが全部きのう、おとといの注文です。

4日の勝利も追い風に「優勝まちがい梨」には、山陰両県はもちろん、関西など全国から注文が殺到。その受注数は優勝を逃した年の約20倍。
5日は出荷に向け、梨の箱詰めなど準備に追われていました。

その板持さんのこだわりの梨、農園では応援歌「六甲おろし」を聞かせて、「猛虎魂」を注入!丹精を込めました。

梨農家・板持浩二さん:
(阪神が優勝へ)爆進、まっしぐらですね。正直うれしいんですが、逆にもうちょっと(優勝を)引き延ばしても良かったかなと、梨の最盛期があと1週間も2週間も先なんです。

夏の猛暑と少雨の影響で生育は順調ではなかったものの、お盆前の大雨が「恵みの雨」となり、例年並みの「玉太り」に仕上がったということです。
そして味のほうも…。

梨農家・板持浩二さん:
おいしい!まじめに、お世辞抜きにおいしいです。

ひと安心です!早速、心待ちにしていたという客が買い求めていました。

購入者:
「これ2箱いいですか。」
「おととしもも、ここにお邪魔していただいたんですよ。私も本当に阪神ファンで。

梨農家・板持浩二さん:
(優勝が決まれば)2年ぶりですけども、ドキドキワクワクしています。タイガースファンの方から食べておいしい、じゃあ島根の梨を食べよう!となるきっかけづくりで始めましたので、思いが通っているかなと思います。

板持さんのタイガース愛あふれる梨は、島根の梨のおいしさも全国に伝えています。

梨農家・板持浩二さん:
「優勝まちがいなし~。」

TSKさんいん中央テレビ
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