能登半島地震の被災者向けに実施されていた医療費の窓口負担免除が今年6月に打ち切られたことを受け、再開を求める署名活動が始まりました。
西岡アナ:
「能登半島地震被災者の医療費免除再開を求め、金沢エムザ前では、署名活動が行われています」
能登半島地震の被災者は一部を除き去年1月から医療費の窓口負担が全額免除されていました。
しかし、富山と福井はこの措置が継続されているものの石川県は6月末で打ち切られています。
そこで、県社会保障推進協議会が再開を求め署名活動を始めました。
主催者:
「生活をするうえで医療や介護は切っても切れないものだと思うんです。県が責任をもってすればできることだと思うので積極的な財政支援をお願いしたいと思います」
署名活動は、年内いっぱい行い、直接、総理と県知事に届けるということです。
被災者に行ったアンケート調査では医療費の窓口負担免除が打ち切られた場合8割以上が「通院に影響がある」と答えていて被災者の健康状態の悪化が懸念されています。