5日の鹿児島県内は台風一過の晴天となりました。
日中は厳しい残暑となりましたが、朝早い時間帯の鹿児島県薩摩川内市の藺牟田池では、虫の鳴き声や朝露など秋の訪れを感じる涼しい朝となりました。
5日、午前6時ごろの薩摩川内市祁答院町の藺牟田池です。
秋の訪れを感じる虫の鳴き声と共に、湖面には朝日が反射していて幻想的な風景が広がっていました。
標高が約300メートルの藺牟田池。
ひんやりとした空気の中、草の葉には朝露が降りトンボが草木で羽を休めていました。
一方、こちらは午後2時の鹿児島市です。強い日差しが降り注いでいます。
林佳伸記者
「いつもなら子供達で賑わっているこちらの公園ですが、暑さの影響でしょうか?ほとんど人が見られません」
公園では暑さ対策として、ミストポールからは数分おきに霧状の水が出ています。
暑い中で熱中症対策を取りながら遊ぶ親子連れの姿が見られました。
親子連れ
「(公園に)よく来ます。休みの日とかに。帽子は絶対かぶせて、あとは水分補給とかをしっかりこまめにさせています」
5日未明に台風の強風域から抜けた県内は、日中は強い日差しが照り付け、鹿児島市で猛暑日になるなど厳しい暑さが復活しました。
午後2時過ぎに鹿児島市で35.4度、志布志市では2025年一番暑い35.2度を観測。
鹿児島市では2025年10回目、志布志市では2025年2回目の猛暑日となりました。
それでは向こう一週間の天気を見てみましょう。
各地で朝の最低気温、日中の最高気温ともに平年を上回る見込みで、少なくとも晴れが続く9日までは、薩摩・大隅地方で最高気温が35度前後まで上がる日が多い見込みです。
熱中症など厳しい暑さによる体調の変化にご注意ください。