日銀熊本支店の豊蔵力支店長が4日、就任会見を開きました。
豊蔵支店長は、神奈川県出身の48歳で1999年に日銀に入行後、香港事務所長などを歴任。
先月25日付の人事異動で熊本支店長に就任しました。
豊蔵支店長は会見で「金融政策を判断するうえで地域経済の情報が最も重要。経営者の生の声を本店に届けたい」と意気込みを語りました。
また、会見では9月の金融経済概観も発表。
県内の景気は「緩やかに回復している」として、今年4月からの判断を据え置きました。
8月の記録的な大雨の影響については、水没した車や給湯器などを買い替える動きも見られ始めていて、「県内経済への影響は一時的なものになる」との見方を示しました。