台風15号は、9月5日未明に山陰地方に最接近したあと東に離れています。
ただ、台風周辺の暖かい空気の影響で夕方まで不安定な天気に注意が必要です。
台風15号は現在、紀伊半島付近を東寄りに進んでいます。
山陰地方には、5日未明に最接近し、断続的に雨が降りました。
杉谷紡生記者：
午前９時頃の鳥取市です。風は強く吹いていませんが、地面に打ち付けるような雨が降っています。
5日朝も台風周辺の暖かく湿った空気の影響で雨雲が流れ込んでいて、各地で雨が降っています。
台風は山陰地方から遠ざかっていますが、5日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定なため、局地的に雨雲が発生する見込みです。
気象台は、竜巻などの激しい突風、落雷、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
一方で、強い日差しとともに気温は上がり、日中の予想最高気温は、米子と浜田で31℃、鳥取と松江で30℃で、加えて湿度が高いため不快な蒸し暑さが続くでしょう。
