警察庁は、神奈川県警のストーカー事件を巡る不適切な対応など相次ぐ不祥事を受けて、全国の警察本部長を集めた臨時の会議を開きました。
会議には都道府県警のトップである、本部長や警察庁の幹部ら約90人が出席しました。
楠芳伸長官は神奈川県警のストーカー事件を巡る不適切な対応や、警視庁公安部が捜査した「大川原化工機」をめぐる冤罪事件などの不祥事に触れ、共通する背景として「警察活動のあるべき姿についての認識が希薄化し、警察として当然行うべきことが行われていなかった」と指摘しました。
その上で「今こそ警察のあるべき姿を取り戻す必要がある」と強調しました。