福井県内の8月の企業倒産は6件で、小規模企業や老舗企業の倒産が目立ちました。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、8月の県内企業の倒産件数は前年の同月と比べ1件多い6件でした。負債総額は7億5000万円増え、11億4100万円です。
すべてが販売不振による不況型の倒産で、従業員数別では10人未満の小規模企業が5件、事業開始から30年以上の企業が5件でした。
帝国データバンクは「8月の酷暑が経済活動を押し下げた」と見ていて、今後も倒産の増加傾向は続くと予想しています。
