台風15号は5日夜遅くにかけて東海や関東地方の太平洋沿岸を東に進んで、温帯低気圧に変わる見込みです。
台風が上陸した近畿のほか、台風が接近している東海や関東などで雨が強まっています。
東海や関東などで線状降水帯が発生する恐れがあり、24時間に予想される雨の量は関東甲信地方で300mm、東海地方で200mm、また東京都心でも150mmと大雨が予想されています。
線状降水帯が発生した場合はさらに雨量が増える恐れがあり、交通機関にも影響がでる可能性があります。
台風の接近に伴い、静岡県では道路が冠水するなどの影響が出ていて、神奈川・箱根町でも午前から激しい雨となっています。
さらに台風周辺の湿った空気の影響で、台風から離れている宮城・気仙沼市でも5日朝の1時間に73mmの非常に激しい雨が降りました。
この後、関東では5日夜にかけて雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り続き、警報級の大雨の恐れがあります。
引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重に警戒が必要です。