北海道南部の八雲町で、9月4日、住宅地でクマが相次いで目撃されました。
現場は八雲町熊石泊川町付近の住宅地です。
4日午後1時ごろ、自宅にいた住人が窓から外を見ると、体長約1メートルのクマ1頭を目撃しました。
その後も目撃が続き、午後1時10分ごろには児童会館のすぐ近くで、さらに午後1時15分ごろには畑で姿が目撃されたと通報がありました。
畑にはイモが掘られた痕跡が残っていました。
午後1時50分ごろには道路にあるゴミ箱を倒す様子も目撃されました。
駆けつけた警察官が周辺を警戒しましたが、クマの姿は確認されていません。
相次いで出没したクマは同一個体とみられています。
北海道南部ではクマによる被害が相次いでいて、7月には福島町で新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡しています。
警察がパトロールを強化し、周辺の住民に注意を呼びかけています。