北海道後志地方の積丹町で9月4日、クマ1頭が目撃されました。700メートル離れた先には小学校があり、警察は警戒を強めています。
クマが目撃されたのは、積丹町余別町の道路上です。4日午前10時40分ごろ、山菜採りをしていたハンターの男性が200メートル先にクマがいるのを発見しました。
男性は、黒い物体を見つけたので持っていた双眼鏡を覗くと約2.5メートルのクマが道路を横断していたということです。クマはそのままやぶの中へ消えていきました。
近くにはクマの痕跡はなく、被害はありませんでした。
目撃された場所から約700メートル離れた所には余別小学校があり、4日は保護者による車での下校に切り替えたということです。また、ハンターが爆竹を鳴らしクマを追い払う対策をとっています。
警察は付近をパトロールするなど警戒を強めています。