2023年に閉館した岩手県盛岡市の繁華街のシンボル、ニッカツゴールデンビルの跡地に、オフィスを中心とした7階建てのビルが建てられることになりました。
開業は2027年の予定で市民からは期待の声が聞かれました。

盛岡市大通のニッカツゴールデンビルの跡地では、9月1日から大阪に本社がある大手住宅メーカー・大和ハウス工業が、地上7階建てのビルの建設を始めています。

この場所にあったニッカツゴールデンビルは、1975年に県内初の大型商業ビルとして開業。
飲食店など一時最大で25店舗が入居し、盛岡市の繁華街をリードしてきましたが老朽化により2023年、閉館し48年の歴史に幕を下ろしました。

跡地に新たに建設されるビルの名前は「ディールモリオカ」、延べ床面積は約3800平方メートル、1階は地元商店街などの意見を反映し、飲食や物販などの店舗フロアとして最大3区画の入居を想定するほか、2階から7階はオフィスフロアとして、最大で30区画に分割できる仕様になるということです。

ビルは2027年の2月に完成し4月の開業を見込んでいます。

盛岡市民からは「(ニッカツゴールデンビルは)古いビルだったのでどんなおしゃれなきれいなビルになるのか楽しみ」「みんなが来られるようなビルになってほしい。期待している」などの声が聞かれました。

大和ハウス工業は「盛岡市の一等地に建てるビルなので、オフィス需要の受け皿になると同時に街のにぎわいも生み出していきたい」としています。

岩手めんこいテレビ
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