ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関連し、現地のジャーナリストが平和の尊さについて講演しました。講演では、現地で撮影した写真や動画を交え戦争の悲惨さを訴えました。
これはロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナの現状を知ってもらい、平和について考えてもらおうと『グリーンコープ生協くまもと』が開いたものです。
きょうはウクライナのジャーナリスト3人が『前線地域の人道状況』と題して講演。ウクライナジャーナリスト連盟の会長を務めるセルゲイ・トミレンコさんは「ロシアが始めた戦争は4年目に入った。ウクライナで大量殺人を犯している」と説明。実際に現地で撮影した写真や動画を交え、「多くの民間人が死亡し数万人の子供たちがロシアに強制的に連行されている」と現地の悲惨な状況を語りました。
また、別のジャーナリストは今年2月にロシアのドローンがチェルノブイリ原子力発電所を攻撃した際の写真を示し、「ロシアは核のテロリストで全世界にとって脅威だ」と述べ「早く戦争を終わらせるためにあすではなく今日行動を起こしてほしい」と呼びかけました。
『グリーンコープ生協くまもと』では今後も平和を考える取り組みを進めていきたいとしています。