岡山県が9月4日、新型コロナウイルスの感染状況の速報値を発表しました。1医療機関あたりの患者は10.44人と、2025年で初めて10人を超えました。
岡山県によりますと、8月25日から31日までの1週間で、1医療機関あたりの新型コロナの患者は10.44人となりました。前の週に比べて0.88人増え、10人を超えるのは今年初めてです。7月から7週連続の増加となっています。
夏休みやお盆で人の動きが活発になったことが、増加の要因とみられています。
現在猛威を振るっているのは、オミクロン株から変異した「ニンバス」で学校が新学期を迎える中、感染の流行が懸念されています。
一方、香川県は、最新のデータとなる8月18日から24日までの1週間で、1医療機関あたりの患者が7.8人となりました。前の週より1.3人増え、6週連続の増加です。
新型コロナ対策には、場面に応じたマスクの着用や手洗いなどが有効だということです。