「被爆80年プロジェクトつたえる・つなげる」
<平和誓う手形 #30>
国際ジャーナリスト モーリー・ロバートソンさん
アメリカ人の父と日本人の母のもとで生まれたモーリーロバートソンさん。
アメリカで生まれたが5歳から中学生までを広島で過ごす。
広島という地で知った原爆の恐ろしさが活動の原点
【国際ジャーナリスト モーリー・ロバートソンさん】
「無関心が広がることが一番怖い」
モーリー・ロバートソンさんが手形に込める平和のメッセージは?
【国際ジャーナリスト モーリー・ロバートソンさん】
「 『希望はすぐそこにある、optimism』ですね。楽観していいというメッセージです。今、やっぱり世界中からインバウンドの人が、円が安いという理由の追い風で、とにかく日本にいっぱい押し寄せています。そして、その中には、核保有国の人たちも、かなりの数いるんですね。やはり核を持っている国の人たちというのは防衛のためにこれは必要なんだとみんな教わるので、広島に来て、もしかすると、違う視点もあるかもという出会いの可能性がある。そして、そこで広島の人と例えば会話をしたり、そういう機会があれば、さらに、これまでの考えとは全く違う世界が開ける可能性もある。そういう1人1人ずつの出会いですね。その粒が連なって実は大きな変化が訪れるんじゃないかと思っています。広島で意識をもった若い人たちがどんどん増えていって、証言をされる被爆者から話を聞いてメッセージを伝えようという意欲があるので、この人たちは十分にバトンをもって走れると思っています。頑張ってください」
「つたえる つなげる ヒロシマナガサキ」