いわゆる「地面師」とされる、詐欺の罪に問われている男の初公判が、大阪地方裁判所で行われました。
東大阪市の会社役員・福田裕被告(53)は去年、大阪市内にある3カ所の土地と建物の所有者になりすまし不動産会社と売買契約を結び、約14億5000万円をだまし取った罪に問われています。
福田被告は事件で「指示役」を担ったとみられています。
きょう=4日の初公判で福田被告は裁判官から「起訴内容に間違いはありますか?」と問われると「間違いありません」と短く答え罪を認めました。
あす=5日は所有者の「なりすまし役」とみられている粂陵平被告(25)の初公判が行われます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月4日放送)