ものづくりの匠が学校に出張です。
鳥取市の小学校であった出前授業で、国が認めた「マイスター」が子どもたちにものづくりの楽しさを伝えました。
鳥取市気高町の宝木小学校、子どもたちは木の「イス」づくりに夢中です。
指導するのは県内在住の7人の大工さん。
優れた技能・経験を持つ人を認定する厚生労働省の「ものづくりマイスター」の資格を持っています。
子どもたちが苦戦していた釘打ち、マイスターに教えてもらうと徐々に上達!まっすぐ打ち込めるようになりました。
児童:
強く打ったら釘が曲がっちゃうから、それを調整するのが難しかったです。
世界に一つ、自分だけのイスが完成しました。
児童:
(イスは)6年生なので飾ったり家に置いたりしたいです。他の夢を持っていたけど大工さんもいいなと思いました。
ものづくりマイスター(鳥取市建築連合会会長)竹内一夫さん:
なかなかものを作る機会がないと思うので、こういう機会に自分で考えてものをつくる、ものを形にするということができたらなと考えている。
デジタルやバーチャルでの体験も広がる中、子どもたちは匠と触れ合いながら手で作ることの楽しさを感じているようでした。