愛媛県砥部町の竹林で４月に地面を掘削するパワーショベルが横転し、運転していた会社員の男性が下敷きになり死亡した事故で、町内の建設業者と社長が安全な措置を講じなかった疑いで、２日に書類送検されました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、砥部町総津にある建設業「廣田建設」と男性の代表取締役（５６）です。
松山労働基準監督署によりますと、この事故では砥部町高市の竹林で４月１９日、路面を整備していたパワーショベルが路肩から転落して、運転していた従業員の男性（５７）が下敷きになって死亡しています。
「廣田建設」と男性の代表取締役は、路肩や傾斜地の転倒しやすい場所にも関わらず、現地にパワーショベルを誘導する係を配置してなかった疑いがもたれていて、松山地検へ２日に書類送検されました。容疑の認否は明らかにされていません。
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