8月29日、国が設置を認可した武雄アジア大学について、大学を運営する学校法人旭学園が1日会見を開き、入試日程など募集要項を発表しました。
【武雄アジア大学学長予定者 小長谷有紀さん】
「武雄という地域社会のことを考える、アジアっていうことを見すえる、その両方を、地域理解と国際理解をどちらも学ぶということがこの大学の基本方針」
佐賀女子短期大学などを運営する学校法人旭学園は、8月29日に国が設置を認可した武雄アジア大学について1日、会見を開きました。
会見の冒頭、旭学園の内田信子理事長が、「地域社会に根ざしながら世界とつながる人材を育成していきたい」と抱負を述べました。
また、1年目の募集定員140人に対して、半数は県内の高校を中心に推薦での確保を目指すことや、初年度は教員23人での運営を予定していることなどを明らかにしました。
また学長予定者の小長谷有紀さんは大学の将来像について次のように語っています。
【武雄アジア大学学長予定者 小長谷有紀さん】
「武雄に勤めるっていうだけじゃなくて、市長さん、村長さん、町長さんそういう方をうちから出ているというようなそういう大学にしていきたい、日本の国づくりを背負う方をつくるんだというのが意気込み」
会見に際してキャンパスが置かれる武雄市の小松市長は、「開学によって子どもたちの学びの選択肢が増えることや、地域課題解決などに期待したい」などとVTRでコメントを寄せました。