佐賀市の画家・上瀧泰嗣さんの作品展が佐賀市で開かれています。
展覧会は、上瀧泰嗣さんの画業60年を記念して開かれています。
会場には1950年代から現在までの作品、約70点が展示されています。
上瀧さんは、1940年生まれの84歳。
県内の高校や大学で長年美術教師を務め、洋画家として活躍しています。
このうち、「落ちる偶像」という作品は、1990年のイラクのクウェート侵攻を受けて描かれました。
戦火の怖さや不安が画面全体に表現されていて、上瀧さんの作風を確立した作品です。
【洋画家・上瀧泰嗣さん】
「やっとこういう展覧会ができて、今非常に喜んでおります。絵を描くこと好きなんですね。基本的には好きで続けてこれたんじゃないかと思ってますね」
この展覧会は、9月11日まで、佐賀市の県立美術館で開かれています。