9月1日は「防災の日」です。
大分県大分市では巨大地震から身を守る訓練が市内各地で一斉に行われました。
大分市では防災の日にあわせて毎年、シェイクアウトという地震訓練を行っています。
1日の訓練は南海トラフ地震を想定したもので市内およそ420の企業や学校などが各地で一斉に行いました。
このうち、府内こどもルームでは保護者が揺れが収まるまで子供の頭を守る姿勢をとって安全を確保していました。
◆保護者は
「知識で知るだけではなくて経験として体感したらとっさの時に行動しやすい。参加して良かった」
市では「訓練を通して命を守るためのとっさの安全行動を身に付けて欲しい」と話しています。
◆TOS山路謙成記者
「大規模災害時に通行が規制されるこちらの県道では実際に道路を通行止めにして、緊急通行車両と一般車両を区別する訓練が行われている」
大分インター近くの県道交差点で行われたのは県警などによる交通規制の訓練です。
大規模な災害が発生した時には県内9つの国道や県道などで警察車両や物資運搬のための車などを優先的に通行させる交通規制が行われます。
地震を想定した1日の訓練では警察官が標章がある緊急通行車両に宗麟大橋を優先的に渡らせるよう誘導していました。
県警は「関係機関と連携し災害時には迅速に対応したい」としています。