サッカーJ3・福島ユナイテッドFCは、8月30日のホーム戦で8000人の観客動員を目指す「ユナまつり」を開催!詰めかけたサポーターを前に壮大な構想を発表した。
「激アツな試合をお送りしてほしいです」と話すサポーター。8000人プロジェクトと銘打って行われた30日の福島ユナイテッドFCのホーム戦。来場者数は福島県内のプロスポーツでは最多となる8698人!そして、スタンドを埋めつくすサポーターに発表されたのが…「クラブのエンブレムに刻まれた不死鳥の精神を体現し、復興の象徴として、このスタジアムを建設したいと考えております」と福島ユナイテッド小山淳代表取締役CEOのビデオメッセージ。
福島市に建設を目指す新たなホームスタジアムの構想。福島県産の木材を使用した日本初の完全木造スタジアムで、建設地や着工時期は検討中だが、5000席規模のスタンドに宿泊機能も設けられる想定だ。
◇明治安田J3リーグ第25節・8月30日とうほう・みんなのスタジアム◇
<福島ユナイテッドFC 2-2 鹿児島ユナイテッドFC>
クラブの新たなステージへ。高まるサポーターの期待に応えたい福島ユナイテッドFC。鹿児島との一戦は前半10分、こぼれ球に今季山形から加入した23歳の狩野!嬉しいJリーグ初ゴールで先制する。
しかしその後、前半41分、後半2分と相手に立て続けに失点。
それでも試合終了間際だった。「ボールに食らいつこうと思ってゴールに向かって走ってました」と話した福島の清水、劇的ゴールで2対2の引き分けに持ち込んだ。
同点ゴールの福島ユナイテッドFC・清水一雅選手は「最後のゴールもみんなのその応援があったからこそのゴールだと思うんで、一戦一戦大事に勝ち点をしっかり取っていきたいなと思います」と話した。
試合後には600発の花火も上がり、「ユナまつり」は閉幕。さらなる飛躍をサポーターと誓った。
福島は、ドローで勝点32。残り13試合で、昇格プレーオフ圏内まで勝点差は9となっている。次節はアウェーで鳥取と対戦する。