9月1日は「防災の日」です。巨大地震による停電で信号機が動かなくなったことを想定した警察の交通規制訓練が岡山県内一斉に行われました。
訓練は南海トラフを震源とする巨大地震による停電で信号機が停止したとの想定で岡山県内22カ所で行われました。
このうち、岡山市中区の岡山中央警察署前の交差点では実際に信号機を約15分停止させ、警察官が手信号で車や歩行者を誘導しました。また、発電機を使って信号機を復旧する手順も確認しました。
(訓練に参加した警察官)
「手信号をしても(すぐには)車両が止まらず難しかった。」
「いつ災害が起こるか分からないので、防災意識を持ってもらいたい。」
岡山県警によりますと2024年度、停電などで県内78の交差点の信号機が動かなくなりこのうち26の交差点で発電機を使って対応したということで、こうした訓練を通じて災害時に交通障害が起きないよう体制作りを進めたいとしています。