パレスチナ自治区ガザ北部の中心都市制圧に向け、イスラエルは住民の避難を促すため、支援物資の投下を数日以内に停止する方針だと地元メディアが報じました。
イスラエル軍は、イスラム組織ハマスの拠点がある北部ガザ市の制圧作戦を進めています。
地元メディアによりますと、イスラエルは約100万人の住民の避難を促すため、数日以内に支援物資の投下を停止させ陸路での搬入も制限する方針だということです。
ガザ市をめぐっては国連が飢饉(ききん)が起きていると認定していて、赤十字国際委員会は「多くの住民は飢えや病気などの影響で避難できない」と批判しています。