60歳代から100歳代の39人が症状を訴えたということです。佐賀市の老人ホームで集団食中毒が発生し、県は加熱調理した食品の管理などに注意を呼びかけています。

県によりますと7月23日、佐賀市諸富町の老人ホームで60歳代から100歳代の利用者39人が下痢の症状を訴えました。
利用者は全員この施設で調理された食品のみを食べていて、検便の結果なども踏まえ県は「ウエルシュ菌」による食中毒と断定しました。
症状を訴えた39人はすでに全員快復したということです。

「ウエルシュ菌」は、カレーやシチューなど、一度に多くの量を加熱調理したあと長時間放置することで発生する可能性があります。
県は「加熱調理した食品は小分けするなどして急速に冷やし低温で保存するよう心がけてほしい」としています。

サガテレビ
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