JR西日本が運行する岡山県内の在来線で減便が繰り返されているとして県と沿線の市と町が8月29日、JR西日本岡山支社に利便性向上を求める要望書を提出しました。
岡山県の尾崎祐子副知事と新見市の石田實市長らがJR西日本岡山支社を訪れ、林秀樹支社長に要望書を手渡しました。
要望では、2026年春のダイヤ改正でさらなる減便をしないことや、「みどりの窓口」の閉鎖や駅の無人化などサービスの縮小をしないことなどを求めています。
このあとの面談でJR側からはコロナ禍に減便した路線については増便に向けて前向きな返答があったということです。
(岡山県 尾崎祐子副知事)
「(JRは)確かな回復を見込んでいるので、直近の改正では増便したということなので、コロナ禍前の状態にまで回復するだろうし、(県として)そこを目指したい」
JR西日本は、持続的な輸送サービスに向けて引き続き沿線地域と連携していきたいとしています。