不登校の児童や生徒を受け入れ、学校への復帰などを支援する教室が9月、高松市に開設されます。8月29日にその教室が公開されました。
この教室は、学校に行きづらかったり、集団生活が難しかったりする小・中学生を支援しようと高松市が9月、市総合教育センターに開設します。
小学1年生から4年生を対象にした教室と、小学5年生から中学3年生を対象にした教室が設けられ、教員免許などを持つスタッフが常駐します。
教室では、国語や算数などの基礎学習を行うほか、コミュニケーション力の向上など社会的スキルを高められるようサポートします。高松市では2023年度、不登校の児童・生徒が1000人を超えていて、市はこうした教室を通じて、学校への復帰などにつなげたいとしています。
(高松市総合教育センター 熊田知香指導主事)
「友達と一緒に話をしたり、悩みを相談したり今までの生活で味わえなかった体験をしてほしい」
この教室は、9月1日に開設され、学校を通じて見学の申し込みを受け付けています。