「ウインナーとソーセージは何が違う?」ソーセージが大好きで、毎日食べるという小学3年生の素朴な疑問に、ミヤチク都農工場の担当者がその違いを解説した。太さで呼び方が変わるという意外な事実とは…
ウインナーとソーセージの違いは?
番組に質問を寄せてくれた宮崎県小林市に住む小学3年生のこうくんは、大のソーセージ好き。多い時には1日に5本食べる日もあるという。

そんなこうくんが抱いた疑問「ウインナーとソーセージの違いは?」。この疑問を解決するため、取材班はミヤチク都農工場に向かった。

ミヤチクは、県産の牛や豚を食肉として加工し、県内だけでなく全国、海外にも提供する企業。都農工場では、加工品の原料として1日約1トンの豚を食肉処理している。取材班は特別に工場内を案内してもらった。
ウインナーは「太さ2cm未満」
ずらりと並ぶ加工品を見て、オカファーアナウンサーは「こちらはウインナーなのでソーセージではないですよね?」と質問した。

ミヤチク都農加工センター 吉國友和所長:
いや、ソーセージでもあります。ウインナーはソーセージの一種で、太さが2cm未満のものをウインナーと言いいます。

ソーセージはドイツ発祥の食べ物で、羊や豚の腸などに肉を詰めて加工したものを言う。そのソーセージも、大きさによって呼び方が変わる。2cm未満がウインナー、2cm以上3.6cm未満はフランクフルト、それより太いものはボロニアと呼ばれている。

ウインナーの正式名称は「ウインナーソーセージ」であるため、ウインナーをソーセージと呼んでも、間違いではないという。

天然の腸を使用、種類は1000種類以上
ソーセージは大きさの他にも、作り方や原材料などで分類され、全部で約1000種類にも及ぶという。

ミヤチク都農加工センターの福嶋能之主任によると、ウインナーソーセージの名前の由来は、オーストリアのウィーンで発祥したことが理由とのこと。
ここで様々な種類のソーセージを試食させていただいた。
オカファーエニス豪アナウンサー:
小ぶりな分、お肉のうま味がギュッと閉じ込められていて絶品!

吉國所長は、こうくんに向けて「愛情込めて作ったウインナーをいっぱい食べて大きくなってください」とメッセージを送った。
(テレビ宮崎)