昭和の懐かしさを感じさせながら、しっかりと進化している令和の玩具に迫りました。
昭和の少年たちの憧れだったスーパーカー自転車が、令和に復活。
28日から始まった東京おもちゃショー。
最新のおもちゃが展示される中、注目されるのは“懐かしくも新しいおもちゃ”。
スーパーカー自転車をアップデートした「ミライドS」は、レバー操作でライトがさまざまな光り方をし、スピードメーターは表示を切り替えることができます。
試乗した令和キッズは「乗ってて楽しくてワクワクしました」と話しました。
アイデス営業部・秋山隼人課長:
来春発売したときには、かつてスーパーカー自転車が社会現象になったように、ミライドで新たな伝説をつくっていきたい。
15歳未満の人口が減り続ける一方で、玩具の市場規模は拡大の一途をたどっています。
成長を支えているといわれるのが“キダルト”。
キッズの心を持ち続けるアダルトです。
大人も買いたくなる商品が売り上げを伸ばしているといいます。
昭和に発売された「ブタミントン」の令和版。
その特徴は?
メガハウス クロスブランド事業部・武智亮さん:
羽根が遊びやすく軽く進化し滞空時間が長くなりまして、小さいお子さまでも簡単に遊べるようになりました。昭和の世代の方たちにも遊んでもらいつつ、令和の(当時を)知らない子どもたちにもたくさん遊んでいただきたい。
他にも、ルービックキューブは一つの面が複数に色分けされ模様を作るパズルに進化。
昭和の時代から世相を反映してきたロングセラーのリカちゃんハウスは…。
タカラトミーHitsビジネス本部 リカちゃん事業部企画開発課・平林奈々上級主任:
今回はオートロックで扉が自動で開閉したりですとか、最近のおうちでは宅配ボックスを使用されている方も多いので、そういったものを玄関に新しく付けています。
さらに目や耳が不自由な子どもも一緒に遊べるように、動きに合わせてさまざまなサウンドが出たり、部屋ごとに床の触り心地が変わったりなど工夫をしています。
懐かしさを感じさせつつ、時代に合わせて進化したおもちゃの数々が見られる東京おもちゃショー。
一般公開は30日と31日に行われます。