東南アジアで知り合った少女のわいせつな動画を撮影したとして逮捕された男2人が、買春の「指南書」を購入していたことが分かりました。
無職の宇治和彦容疑者(65)は今年3月ごろにラオスで、歯科医師の白井喜宏容疑者(60)は去年10月ごろにミャンマーで、現地で知り合った少女が18歳未満と知りながら、わいせつな動画を撮影するなどした疑いで、8月28日朝に送検されました。
捜査関係者によりますと、2人は国ごとに買春の手順や施設の場所などが書かれた指南書のようなものを、インターネットでおよそ10万円で購入していたということです。
渡航記録によると、宇治容疑者は少なくともラオスなどに30回以上、白井容疑者はミャンマーなどに20回以上行っていて、警察は2人が東南アジアで児童買春を繰り返していたとみて調べています。