愛媛県松山市の陸の玄関・JR松山駅の新しい駅舎の改札と旧駅舎側の東口を結ぶ通路が、旧駅舎の撤去工事に伴って、28日から建物の外を通る新たな仮設通路に変更されました。「三角屋根」がシンボルだった旧駅舎は10月に解体される予定です。
内木敦也キャスター:
「新駅舎の開業後も古い駅舎の中を通って移動していましたが、きょうからう回する新たなルートにに切り替わりました」
JR松山駅の旧駅舎は去年9月、新しい駅舎の開業により窓口や改札としての役目は終えたものの、新しい駅舎の改札へつながる「通路」として利用。しかし27日の終電の後、通路にはロープが張られ地面の点字ブロックもはがされました。
理由は旧駅舎の撤去。東口から改札口へは28日の始発から旧駅舎をう回する新たな仮設通路を利用することに変わりました。新たな通路は旧駅舎に沿って外側をぐるりと歩いて新しい駅舎へ向かうよう設けられています。
駅では撤去作業の進む旧駅舎のホームなどを背景に、写真を撮る人の姿もみられました。
神奈川から訪れた女性:
「(Q通路変更は知ってたか)はい。きのう来て最後の通路通って来ました。この味のある松山駅、駅舎が好きだったので」
松山市の女性:
「いつもここのバスをよく利用していて、トイレとか行くのに使っていたんですけど、ちょっと遠くなったなと。でも新しい駅舎になったらもっと利用しやすくなればいいと思います。駐車場とかがもっとあったらいいな」
JR四国によりますと、通路の変更により階段がなくなったため、移動がしやすくなったということです。
「三角屋根」がシンボルだった旧駅舎は解体が10月から始まり、今年度中に終了する見込みです。
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