県が広島市東区に建設を計画している新病院をめぐり、病床数を最初の計画の1000床から削減する見直し案を検討していることがわかりました。
広島都市圏の病院を再編し、県は広島市東区に新病院を2030年度に開業する計画です。
県の当初の計画では病床数を1000床としていましたが医療需要の動向や建築費の高騰などを考慮した上で、最初の計画から860床程度に削減する見直し案を検討していることがわかりました。
開業時は860床程度でスタートしますが、医療機関との再編や統合が今後も進む可能性を想定して建物自体は1000床に対応できる構造にするということです。
事業費は当初より増え1330億から1460億円とし、引き続き、新築面積の縮小などで建築費の抑制を図る考えです。