朝夕の混雑解消が期待されます。岡山市は、中区のJR山陽本線、高島駅で整備している南口広場について、9月から利用を開始すると発表しました。
(竹下美保記者)
「JR高島駅の南口では広場の工事が進んでいます。送迎用のスペースがとても広くて、安心して乗り降りができそうです」
南口広場の整備は、岡山市が2021年度から約3億9000万円をかけて進めてきました。年々、駅周辺に住宅街が広がり、2024年度の駅の利用者は、1日平均約6700人と、岡山市内で7番目に多くなっています。そのため朝や夕方は、送迎の車で混雑することが課題となっていました。
(岡山市交通政策課 金川伸也課長)
「これまで駅前広場がなくて、乗り降りをして危険な状況になっていた、今回新しくアクセス道路と駅前広場を整備し、安全に便利に使ってもらえる」
広場は約1200平方メートル、ロータリーには一般車のほか、障害者用の駐車スペースなどが確保されています。
(竹下美保報告)
「屋根やスロープが設置され、車いすの人も雨に濡れずに駅に迎えます」
(駅の利用者)
「ベビーカーで乗ることが多いのでスロープがあると助かると思ってた、開放感があって楽しみ」
(岡山市交通政策課 金川伸也課長)
「まちとともに成長する駅ということで皆さんにしっかり使ってほしい、周辺の賑わいや暮らしやすさが格段に上がると期待している。」
高島駅の南口広場の供用開始は9月18日。当日は記念式典が行われる予定です。