2024年の豪雨で被災した大分県日田市の三郎丸橋について、本格的な復旧工事が始まるのを前に27日安全祈願祭が行われました。
日田市の花月川にかかる国道386号の三郎丸橋は、2024年6月末からの豪雨で被災し、全面通行止めとなっています。
2025年2月には橋の上流に仮設の歩道橋が設置されました。
9月から本格的な復旧工事が始まるのを前に、27日は関係者など、およそ40人が参加して、工事の安全を祈願しました。
◆日田土木事務所 管理・保全課石田謙一課長
「いよいよ本格的に復旧工事にかかっていく気を引き締めてしっかり取り組みたい。橋そのもの長くなる、川の安全度も上がる、そういった安全を考慮した設計になっている」
県によりますと、総工費はおよそ20億円で9月からは橋を支える橋脚部分などの工事が始まり、人や車などが通行する橋げたの部分に関しては今後、業者を決める予定です。
完成は、2027年3月の予定です。