愛媛でもまだまだ暑い昨今、『サンマ』が出回り始めた。
したたる脂が食欲をそそる”秋の味覚”『サンマ』。近年は不漁続きでいわば”高級魚”になっていました。
しかしサンマの水揚げ量・日本一を誇る北海道・根室市の花咲港では、去年の初水揚げ量が2023年と比べ140倍に増加。そして今年も根室では全国に先駆けて今月中旬に初水揚げが行われ、今年は海水温の上昇によりエサのプランクトンが多かったことなどから10年ぶりにサイズが大きく脂の乗りも良いといいます。
気になるのは愛媛に入荷したサンマの大きさと価格。松山市の鮮魚店を取材すると…。
土屋水産・中原健太郎課長:
「これはきょう入った特大サイズです。これは立派かなり大きいです(例年だと)9月中旬(に出てくる)くらいのサイズ。だいたい肩幅が張ってるのは脂が乗ってるんですよ」
今年は去年の同じ時期と比べても、かなり大きいサイズのサンマがすでに入荷。さらに、27日の競りでは180グラムの特大サイズが1匹300円と、この時期としては価格も安いということです。
土屋水産・中原健太郎課長:
「(Q去年、2023年と比べると今年の価格はどう?)3分の1とかじゃないです。だいたい僕らも9月半ばくらい(から)サンマ食べようかなと思うけど(今年は)今の段階で食べたい」
鮮魚店の中原さんも目を引くほど大きく脂の乗ったサンマ。特別にこの特大サイズのサンマを塩焼きでいただきました。
曽我部愛麗キャスター:
「おいしい!ふわふわ脂がじゅわ~っと出てきました」
今後の漁獲量は予想できないとしながらも、中原さんによれば、旬を迎える9月には1匹200円ぐらいになるのではということです。
今年はサンマを例年より早く、おいしく、そして安く楽しめそうです。
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