20歳以下が出場するものづくりの全国大会に出場し、優秀な成績を収めた学生らが26日県庁を訪れ結果を報告しました。
県庁を訪れたのは「若年者ものづくり競技大会」で入賞した学生ら5人です。
この大会は全国の職業訓練校や工業高校などでものづくりを学ぶ若者を対象に毎年開かれていて、今年は県内から過去最多の8人が出場。
多久市の県立産業技術学院で木材の加工や建築を学ぶ2人の学生が銀賞に輝いたほか、佐賀工業高校電気科の生徒が敢闘賞に輝くなど、出場者と同じく過去最多の5人が入賞を果たしました。
【県立産業技術学院木工芸デザイン科2年 松尾一心さん】
「頑張ってきた甲斐があったなっていうのが本当思うところ、この技術を生かして人々の暮らしを豊かにする家具を作っていけたら」
【佐賀工業高校電気科2年 塘暖大さん】
「(電気工事は)生活に絶対必要なところだと思うんで、そこを磨けるっていうのは将来としても役に立つところが好き」
学生たちは磨いた技術を生かし、県内の家具メーカーへの就職のほか大工などを目指すということです。