鉄道・運輸機構は8月26日、北海道新幹線の札幌と小樽間の「札樽トンネル」札幌工区の工事で、歩道に泥土が漏れ出したと発表しました。

 泥土の漏出があったのは、札幌市西区発寒9条14丁目の歩道です。

 8月26日午前6時ごろ、トンネル工事の作業員が泥土が歩道に流れ出ているのを見つけました。


 作業員が泥土の回収作業を進め、夕方ごろに復旧しました。

 漏れ出した泥土は1~2立方メートルでした。

 作業中は歩道に迂回路が設けられるなど、歩行者の通行に影響が出ました。

 鉄道・運輸機構によりますと、当時、シールドマシンと呼ばれる大型の機械に土をやわらかくして流動性を上げる特殊な液剤を施して、掘削を進めていたということです。

 原因は調査中としています。

 同機構は「地域の皆様並びに関係者の皆様にご心配をおかけし、お詫び申し上げます」とコメントしています。

北海道文化放送
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