長野県中野市で8月25日、市民農園でクマにトウモロコシが食い荒らされる被害がありました。10日ほど前には約1キロ離れた養鶏場でもニワトリ23羽が襲われる被害があり、市などが付近の住民に警戒を呼びかけています。

クマによる被害があったのは、中野市大俣の市民農園です。

25日、畑の使用者がトウモロコシ10本から15本が食い荒らされているのを確認しました。

市によりますと、クマは発見に至っておらず、現場付近にクマとみられる足跡が残っていたということです。

また、市によりますと、8月14日、この畑から南東に1キロ余り離れた同市七瀬の養鶏場でもクマによる被害がありました。

ニワトリ23羽が襲われているのを管理者が見つけ、市に連絡があったということです。

この養鶏場では7月26日にも26羽が襲われる被害がありました。

クマは発見に至っていません。

市や警察は住民に鈴やラジオを携帯し、クマに人がいることを知らせるようにすることなどを呼びかけています。

長野放送
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