災害の記憶を風化させない取り組みです。2018年の西日本豪雨で被災した総社市で学校の垣根を超えた発足した防災ネットワーク組織が8月26日、キックオフミーティングを開きました。

総社市の中学、高校、大学でつくる「学校自主防災コンソーシアムSoja」。キックオフミーティングには約800人が参加しました。

2018年の西日本豪雨の記憶を風化させず、地域の減災に取り組むことを目的に総社高校の生徒が主体となって2024年7月に発足したもので、2025年度から本格的に活動が始まりました。防災コンサルタントで、自身も倉敷市真備町で被災した金藤純子さんが講演し、悲惨な災害現場の実情や、災害の教訓を防災に生かす取り組みなどを話しました。

(防災コンサルタント 金藤純子さん)
「地域で信頼し合っているから一緒に安心して避難ができる。共助と公助の連携が地域の防災力。」

「学校自主防災コンソーシアムSoja」は今後も防災フェアを行うなどして地域の防災力の向上を図りたいとしています。

岡山放送
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