警察官になりすまし、特殊詐欺事件に関与したとして、コンゴ民主共和国籍の男が逮捕・起訴されました。
自称・格闘家のレバナ・ゾンギア・エゼキエル被告(23)は、大阪府内の80代の女性の自宅を訪れ、「キャッシュカードが悪用されているため交換する必要がある」などと言って、女性からカード3枚を盗み、ATMで現金122万円を引き出した罪に問われています。
警察によると、エゼキエル被告は実在しない大阪府警の捜査員「本田ダニエル」を名乗り、女性に名刺の画像などを見せて、信用させていたということです。
エゼキエル被告は容疑を認めていますが、金融庁の職員をかたるなど同様の手口の犯行を繰り返し、被害額は390万円にのぼるとみられます。
警察は、いわゆる闇バイトに応募して犯行に及んだとみて、捜査しています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月26日放送)