週明け25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前の週の週末と比べて、349ドル27セント安の4万5282ドル47セントで取引を終えた。
FRB=アメリカ連邦準備制度理事会のパウエル議長が、22日に行った講演で利下げの可能性を示唆したことを受け、ダウ平均はおよそ8カ月半ぶりに終値の最高値を更新していた。
こうした大幅上昇の反動で、週明け25日は利益確定目的の売りが優勢となり、全面安の展開となった。
FRBの利下げに期待が高まる一方で、AI関連株などへの警戒感も出ている。
アメリカの半導体大手エヌビディアが、27日に予定している決算発表にも注目が集まる。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、47.24ポイント安の2万1449.29だった。