八代市では、被害が大きかった一部の小学校を除く小・中学校などで25日、2学期の始業式がありました。
八代市立八代小学校では、床下浸水したという体育館で始業式が行われ、全校児童約200人を前に野添 雄一 校長が「今までに経験したことがない雨が降り学校にも被害が出ました。
私たちは自然の怖さや水害への備えの大切さを学びました」と話しました。
八代小学校では、一部の教室でエアコンの室外機が水に漬かり使用できないということで、当面、被害のなかった教室で授業を行うということです。
【6年生の児童】
「大雨でこんなにたくさんの被害が出ることは初めて知った。うちも、もしかしたら
今度の大雨では浸水する可能性もあるので備えをしておきたい」
「「自然は怖い」と改めて思った。(大雨の影響で1・2年生の)教室が(これまでと)違うので迷っていたら道案内をしたい」
今回の大雨では自宅が床上浸水した児童もいるということです。
【八代小学校 野添 雄一 校長】
「担任と力を合わせて子どもたちのケアに努めたい」
被害が大きく復旧作業が行われている「龍峯」と「千丁」小学校の2校は9月1日に始業式を行う予定です。